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今年度の教育活動について

校長 山口 麻衣

 

 

 昨年度は新型コロナウイルス感染防止について、保護者の皆様、地域の皆様には、様々な形でご支援ご協力をいただき、ありがとうございました。お陰様で、感染症予防対策を講じて、教育活動を無事に進めてくることができました。心より、感謝申し上げます。今年度も、感染状況の変化を見ながら、安全に教育活動を進められるよう、対策を講じてまいります。

 さて、今年度は、146名の1年生を迎え、児童数約780名、23学級で、スタートしました。

 今年度は、令和2・3年度文京区教育研究協力校の指定を受け、10年目を迎えた「対話を取り入れた授業」について研究を発表させていただきます。ここでいう対話とは、「多様な人々と互いに意見を出し合い、対立や異なる考え方を生かし合い、一人では生み出せない新たな知恵や解決策を、共に創り出す」ものです。対話を成立させるためには、学級での子どもたちの信頼関係を築いておくことが必要です。そこで、4月当初に学級開き研修を行い、子どもたちの出会いをどのように作っていくのかを学びました。夏にも、1学期の学級経営を振り返り、2学期以降の改善充実に努めるために、学級経営研修会を行います。この研修を成立させるためには、教員が日ごろの授業の様子や講じた手だての成果などを蓄積するとともに、子どもたちによる授業評価・学校生活振り返りアンケートなどの結果を参考にして、日ごろの実践を分析することが必要です。保護者の皆様からも、子どもたちの変容や成長についてご意見をいただきながら、子ども一人一人を丁寧に見取って、研究を深めていきたいと思います。

 そのほか、校舎改築に向けた検討委員会も発足される予定です。文京区教育委員会と協力しつつ、皆様からのご意見をいただきながら、地域に愛される千駄木小学校を目指し、検討を進めてまいります。

 今年度も、千駄木小学校は目指す学校像「保護者・地域の皆様とともに子どもを育てる学校」に向け、努力を続けてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。