インターネット利用及びホームページ作成のためのガイドライン

東京都文京区立礫川小学校
2003年12月1日
1.ガイドラインの目的
このガイドラインは,文京区立礫川小学校(以下「礫川小学校」という)において,インターネットを利用したり、ホームーページを作成したりするために必要な事項を定 めることを目的とする。
2.ガイドラインの適用
①このガイドラインは必要が生じた場合は修正を加えることとする。その修正については全体で協議し、校長が決定していくものとする。
②礫川小学校のホームページ内に、児童が作成したページに対しても、このガイドラインは適用される。
3.情報発信及び管理の責任
インターネットの適正な利用を図るために,管理責任者を置く。
①情報発信および管理の責任は礫川小学校長が責任を負い、教頭は学校長を補佐する。
②ホームページの管理については、その具体的な職務を「ホームページ管理委員会」が担当する。
4.インターネット利用のねらい
インターネットを利用することで,児童の情報活用能力やコミュニケーション能力の育成を図り,教科学習の補助,開かれた学校の推進,国際理解教育の推進等を目指す こととする。
5.主な利用の形態
礫川小学校でのインターネットの利用は,次にあげる教育活動を目的とし利用する。
①情報の発信及び受信
各教科等の学習や学校行事をホームページで発信する。また、ホームページに対する意見等を広く一般から受信する。
②情報検索および収集
ホームページ検索や電子メールを利用して、学習に関連する情報を収集する。
③教材開発および活用
授業で活用できる画像データや文書データを収集・加工して、教材作りに活用する。
④国内および国際交流
国内および海外の学校・都市などとの交流を進める。
6.個人情報の取り扱いについて
礫川小学校ホームページを通じて,児童の個人情報を発信する場合は特に留意し、次の各項に定めるところによる。
①氏名・・・原則として姓を用い,名は使わないようにする。ただし教育上必要がある場合は学校長の許可のもと、保護者の承諾を得てから氏名を使うことがある。
②意見・・・児童の意見および考えなどは,教育上の効果を考慮し,発信することができる。発信する場合には,児童のプライバシー・基本的な人権などに配慮することとする。児童自身によって発信する場合は,その内容を教職員が確認した上で発信することとする。
③写真・・・児童の写真は,集合写真や遠景のものとするなど、個人が特定できないよう配慮する。個人の写る写真をやむを得ず使用する場合は、本人および保護者の承諾を得ることとする。
④作品・・・児童の作品は、本人及び保護者の同意を得て、発信することができる。
⑤その他・・住所,電話番号,生年月日は発信しないものとする。
本人および保護者の同意は、「同意承諾書」によって許可となる。
7.知的所有権および著作権の保護
管理責任者は,インターネットの利用において,著作権,知的所有権その他の権利の保護に努めるとともに,権利の侵害行為が行われることのないよう,適正な管理を行うものとする。
8.ネットエチケットの遵守
インターネットを利用する場合には、他人の中傷をしない等、インターネットにおける基本的モラルに留意するとともに、児童の情報モラルの涵養を図るものとする。また、
児童がホームページや電子メールで発信するデータや情報は、教師の確認を経て、外部に発信するようにする。
加えて、インターネットの特性を考慮し、教育上有害な情報の取り扱い等の指導を徹底する。
9.委任
このガイドラインに定めのない事項は,管理責任者である学校長が別に定めることとする。
★附 則
このガイドラインは,2003年12月1日から施行します。
文京区立礫川小学校
〒112-0002東京都文京区小石川2-13-2