赤組では、七夕についての紙芝居を読んだ翌日から飾り作りを始めました。

ご飯を食べ終えた子どもたちが飾り作りを楽しめるように場所を作っておくと、「今日は何作るの?」「私も作りたい」と意欲的に自分なりの飾り作りを楽しむ姿がたくさん見られました。

「みんなのお願いが空まで飛んでいくように、ロケットで飛ばそう」など伝えると、虹色のロケットにしたり、黒一色にしたりと、子どもたちは自分なりの七夕飾りを作りました。七夕の日には、お部屋を暗くして、パネルシアターを見ました。皆のお願いが叶いますように。

年中では、野菜の塗り絵(クレパス)、三角つなぎ・輪つなぎ(糊)、織姫・彦星(顔を描く、折り紙で体を作る)、星の短冊(ハサミ)の飾りを作りました。

三角つなぎと輪つなぎでは、いいことがたくさんあるように、みんなのお願い事がたくさん叶うように、と願いを込めて長くつなげる姿がありました。「10よりもっとたくさんにしたい」と言ったり、自分の身長と比べてもっと長くしようとしたりする子もいました。

材料の折り紙を組み合わせてリボンを作り、三角つなぎの上に飾るアイデアもありました。

年長組では、工程が少し複雑なものや、細かい手先の動きもありましたが、「これでいいや」とただ作るのではなく、願い事が叶うように、と笹に飾ることへ期待をもちながら、一つ一つの飾りを丁寧に作っていました。

貝殻をいくつもつなげたり、色の組み合わせを考えたりして、一人一人が笹飾りをコツコツと作っていく姿はもちろん、そばで作っている友達とも作り方を聞き合うなどして、一緒に笹飾り作りを楽しみました。

飾りが落ちないように、願いが空まで届くように、と自分の手で笹に飾りをつける子どもたちの表情は真剣そのものです!