2月28日(火) たくさんの「ありがとう」 6年生を送る会・関台キッズ卒業式

 今日は1校時に6年生を送る会を行いました。全体で集まることはまだ避けて、6年生と進行&盛り上げ役の5年生が体育館にいて、そこに各学年が来て出し物をする形で行いました。早く全員で集まれるようになるといいです。1年生と一緒に体育館に入場してきた6年生。一人一人の手には1年生からのプレゼントが握られていました。まずは1年生「ありがとうの花」の歌とよびかけ。次に2年生「ありがとう6年生」の歌とよびかけ。どちらも心がほかほか温まる出し物でした。3年生は「6年生に挑戦!」なわとび、腕相撲、暗算で代表が6年生代表に挑みましたが、見事にすべて6年生が勝利しました。4年生は「ドキドキ『中』1年生」の歌とよびかけ。「ドキドキドン1年生」の替え歌なのですが、「友達はできるかな」とか「勉強もするのかな」などの歌詞が妙にマッチしていて、クスクスと笑いが起きました。そして5年生は「クイズ!小学5年生より賢いの?」関台小に関わるクイズで、これもすべて6年生が勝利しました。6年生は「変わらないもの」の合唱と、各学年へのよびかけでお礼の気持ちを伝えました。そして伝統の校旗などの揚げ降ろしを引き継いで送る会が終わりました。この1時間の中に「ありがとう」という言葉を何度聞いたことでしょう。一生のうちで、こんなに「ありがとう」って言われることってないのかも…と思うくらい、「ありがとう」がいっぱいでした。私は関台小の校長になって、感謝の気持ちをもつだけでなく形で伝える大切さと、「ありがとう」って言える人になろうということを何度も話しています。今日は関台小が「ありがとう」だらけで、幸せな1日でした。昼休みには関台キッズ卒業式があり、一年間楽しんできた縦割り班に分かれて、最後のゲームをして、やはり感謝の気持ちを伝え合っていました。ここでも「ありがとう」がたくさん聞かれていましたね。

        

2月21日(火)・22日(水) 6年 経済教室・ドローン教室

 この2日間、6年生は将来に向けての重要な学習をしました。まずは21日(火)の経済教室。野村ホールディングスの方が来校し、円安・円高と輸出入の関係についての授業をしていただきました。まずは円安と円高について学習しました。1ドル100円が120円になると円高?円安?という問いには、苦戦している6年生が多くいました。(答えは円安。円が高くなっているのに円安というのが難しい…。)その後、輸出と輸入についてゲームをしながら実際に事業主になった気持ちで学びました。これから更に日本だけでなく世界中をまわって活躍する人が増えると思われます。今日の学習は将来にとってとても有益だったことでしょう。22日(水)も外部講師に来校していただき、各学級2時間ずつのドローン教室を行いました。はじめにドローンについて学んだ後、実際にドローンを動かす体験をしました。スマートフォンを使ってドローンを動かす体験と、「○秒上昇、○秒前進、○○度右に回転…」などとプログラミングをして、ドローンを目的地に到着させる体験がありました。プログラミングの方は初めはうまくいかなかったものの、スタートの場所や飛ばす角度などを考えて調整し、すぐに目的地に到着させるようになりました。こういった機械への「慣れ」は、大人よりも断然子供たちの方が早いです。あと何年かしたら、ドローンがたくさん飛んでいて、荷物を届けるなどの仕事を担う時代が来るのかもしれません。6年生は卒業まであと20日。将来に向けての貴重な体験をした2日間でした。

          

2月20日(月) 3学期はいろいろな方のおかげで、様々な体験ができています

 コロナ禍が続く中、校外での活動や、外部の方を講師に招いての活動を控えていましたが、少しずつできるようになり、3学期は今までできなかった活動をどの学年も積極的に行うようになっています。16日(木)は行事がたくさんあって、私は午前中は3年生の消防署見学、午後は2年生の地蔵通り商店街の見学に同行しました。おかげでこの日の歩行数はいつもの目標の15000歩をゆうに超えて24000歩にもなりました。そして、私が見られなかった活動もありました。6年生はこの日、大塚警察署の方が来校して「薬物乱用防止教室」を行いました。薬物の恐ろしさについてお話を聞き、実物や資料を見て学びました。子供たちは食い入るように資料などを見ていたということです。また、17日(金)は4年生の落語教室を行いました。私はこの日、所用で学校を留守にしていたので、落語教室に参加できませんでした。教員として話が上手になるようにと、若い頃から月に一度は寄席に行っている私としては一番参加したかった行事で、とても残念でした。6代目三遊亭圓窓さんのお弟子さんで、ご子息でもある三遊亭窓輝さんが来校し、落語についてのお話の後、落語「ぞろぞろ」を演じていただき、解説もしていただくという内容だったそうです。「ぞろぞろ」はお父様の6代目三遊亭圓窓さんが口演した内容が教科書にも載った演目です。残念、来年はぜひ私も参加したいなあ。この日は3年生のクラブ見学も行いました。さらに、20日(月)は助産師の方が来校し、2年生に「命の授業」をしていただきました。お腹の中で赤ちゃんがどのように育っていくのか、そして周りの人たちはどのようなお手伝いができるのかなどについて学びました。学校に様々なお仕事をしている方が来校して、生の姿や生の声を聞かせていただけるのはとてもありがたいことですし、子供たちにとっても貴重な体験となります。今年度は3学期に集中してしまっていますが、次年度以降時期や内容も検討し、計画を立てていきたいと思います。

        

2月16日(木) 3年 消防署見学

 3年生は社会科の学習で、町の安全を守る施設などについて学習をします。今月初めには大塚警察署の見学をしましたが、今日は小石川消防署老松出張所の見学に行きました。今回は学級ごとに2回に分けて見学をしました。行く前に「消防署の仕事はいつ何が起こるか分からない。途中で出動が入って見学ができないこともある」という話をして出発しました。前半の3年2組が消防署に着いたとたんに、消防車のサイレンの音が鳴り響き、消防車が出動していきました。近くで救助作業の応援依頼が入ったそうです。本当に緊急時に遭遇して、子供たちもびっくりでした。そんなハプニングがありながらも、両方の学級とも消防車や消防署の施設内など隅々まで見せていただき、たくさんの発見をしてきました。消防士の方たちは、通報があってからわずか1分で準備をして出動するそうです。また、町の方たちの命を守るだけでなく、自分たちの命も守ってけがをしないように注意をしながら作業に当たるという話を聞きました。様々な方たちの努力によって、町の安全が守られていると言うことを学びました。警察、消防と学んだことをこれから新聞にまとめるそうです。

    

2月16日(木) 2年 地蔵通り商店街の町探検

 2年生は生活科の学習で、自分たちの住む町の様子について調べ学習を行っています。以前にも商店街の様子を見に行ったり、カテドラル教会を見学させていただいたりする活動を行いました。今日は一歩進んで、お店の方にインタビューをする活動を行いました。いくつかのグループに分かれて、行きたいお店を選び、インタビューの内容や順番を考えました。そして今日、関台サポーターズやおうちの方にもご協力いただき、お店でインタビューする活動をしました。いつも元気な2年生もちょっと緊張気味でしたが、しっかりとインタビューをしてメモも取ってきたようです。「楽しかった」「知らなかったことがいっぱいあった」と目を輝かせて帰ってきました。この後、教室でまとめの学習をしていきます。関台サポーターズの皆様には、この3学期様々な場面でご支援をしていただいています。いつもありがとうございます。また、同行してくださった保護者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

    

 

2月16日(木) 今年度最後の集会

 今朝は集会委員会の5・6年生が今年度最後の集会活動をしてくれました。以前にも紹介したように、集会活動は全校児童が一堂に会して行っていましたが、コロナ禍の影響で集まることができなくなり、集会委員が知恵を絞って映像を使って教室でそれを見る活動が主流になっています。ところが、今日はまた違った形の集会が行われました。集会委員が各学級に出向き、クイズ大会を行うというものです。一人が黒板に10秒間で絵を描き、何を描いたか当てるクイズでした。どの学級も集会委員が上手に進行し、盛り上がっていました。私は各学級の様子を見ていましたが、1年1組に行ったときに「ちょうど校長先生がいらっしゃったので、校長先生にも絵を描いてもらいましょう」と進行役の6年生に言われ、参加させてもらいました。そういう臨機応変の対応ができる6年生、すてきだなと思いました。集会委員の努力で、1年間楽しい集会活動ができました。

  

2月14日(火) 4年生から3年生へ

 今日の3校時に体育館で、4年生から3年生へクラブ紹介をする活動を行いました。私はちょうどその時間、学校運営連絡協議会を実施していて、参観することはできませんでした。後で様子を聞きましたが、今年からクラブ活動に参加している4年生が、3年生に分かりやすくクラブ活動の内容を伝えようと説明の仕方をよく考えて紹介していたそうです。今回は3年生が4年生の各クラブのブースを回る形式で行ったのですが、はじめは緊張気味だった4年生も回数を重ねるごとに説明が上手になり、最後はアドリブの台詞も入るようになっていたと聞きました。これは5・6年生でなく、歳の近い4年生がやることに意味があるなと思いました。1年間初めて活動をしたクラブ、4年生なりの説明の仕方ができたのではないかと思っています。また、3年生は次の学年に向けての展望が広がったのではないでしょうか。3学期も残りわずか、少しずつ春が近付いています。

     

2月13日(月) 心を鍛える

 8日の日記を更新した後、この日記を書き込むサイトに入れなくなりました。それで先週後半は更新ができませんでした。今朝もまだ更新できなかったのですが、お昼くらいにサイトに入れるようになりました。こういう機械の世界は本当に私には理解できません。でも更新できるようになって良かったです。  9日(木)は4年生が、江戸川公園の花壇の花の植え替えをしました。写真を最後に掲載します。また、10日(金)は朝から雪が降って子供たちは大興奮でした。休み時間に、雪が降っているうちは外には出られないと放送すると「えーっ!」という声がいろいろな所から聞こえてきました。お昼くらいまでは校庭には雪が積もっていましたが、その後雨に変わって帰る頃には溶けていました。子供たちはとても残念そうに家路に就いていました。私の住んでいる府中市は道路にも雪が積もっていました。   今日は全校朝会で「心を鍛える」という話をしました。学校は学習するだけでなくて、心を鍛える場所であってほしい。みんなには3つの心を鍛えてほしいと話しました。1つ目は時間やきまりを守ったり、静かに話を聞いたりする「自分で自分の行動をしつかりさせる心」、2つ目は人が嫌がることはしない、困っている人がいたら助けるなどの「人を大切にする思いやりの心」、3つ目は決めたことは諦めずに取り組む「自分の目標に向かって努力する心」です。3学期もあと1か月と少しです。次の学年に向けて、3つの心を鍛えてほしいというお話でした。寒さに負けずに心を鍛える年度末であってほしいと思います。

     

2月8日(水) 就学前の学校探検

 今日は近くの保育園の園児が学校探検に来ました。私は入学まであと少しという時期に学校に来て、学校の施設や児童が学習している様子を見ることはとても意味がある活動だと考えています。昨年度着任してから、近隣の幼稚園・保育園に声をかけています。今年度もいくつかの園が来てくれることになっています。学校で一番時間が自由に使えるのは校長なので、私が案内役をしています。今日も約1時間、授業の様子や特別教室、体育館、職員室、校長室などを見て回りました。学校では初めて長時間、机に向かって学習をします。それは子供たちにとってはとても大変なことだと思います。園児たちは漢字の練習をしている1年生や、楽器の演奏をしている2年生、図工の作品を製作中の3年生、テストに黙々と取り組んでいる4年生、タブレット端末を使っている4年生、ALTと外国語の学習をしている5年生などを真剣に見て、何かを感じていました。最後は屋上で思いっきり走り回って、「楽しかった」と言って帰りました。4月からは全員関台小に入学するそうです。待っているよ!   今日は他にも、5年生はヨガ体験、6年生はがんについての学習ということで、インストラクターや病院の方に来校していただき、学びを深めていました。最近、関台サポーターズの方の協力もあり、各学年で外部講師に来校していただく活動を多く実施しています。日々の学習も大事にしながら、様々な体験活動も行っていきたいと考え、計画をしています。今日の写真は、5年生のヨガ体験の様子です。

   

2月7日(火) 4年 ブラインドサッカーの体験

 今日はブラインドサッカーの選手が来校し、4年生の各学級が2時間ずつ体験活動を行いました。まずは2人組になって、一方の人がアイマスクを着けて準備運動をします。「くっしんだよ」と教える人もいれば、「ひざを曲げて、伸ばして」と伝える人もいます。先生からは「やっていることを伝えるだけでなく、終わったことも伝えてね。」とアドバイスをいただきました。目が見えない状態なので、相手の気持ちを考えながら伝えることの大切さを知りました。そしてボールを使っての練習。「もっと右」「そうそう、その方向」と一方の人の指示や、床などをたたく音を頼りに、アイマスクを着けた人がボールを蹴ります。「うーん、おしい」「もうすこしだよ」「どんまい!」「ナイス!」など、相手を褒めたりねぎらったりする言葉が子供たちの口から自然に出ています。「何やってるんだよ!」なんていう責める言葉はまったく聞かれません。最後に決められた時間にボールをコーンに何回当てられるかというゲームをしましたが、どの学級も一体感が生まれていました。ブラインドサッカーの体験で、子供たちは自然と優しい気持ちになり、とてもいいことを学んだようです。ふだんは自分と同じと思っているから、ちょっと失敗をすると「なんでこんなことができないんだ」と相手を責めてしまいます。みんなそれぞれ違うんだと思えれば、相手を責める気持ちがなくなるのかもしれませんね。心優しい人が増えてくれるといいなあ。

     

2月6日(月) 「ありがとう」が増えるといいな あいさつ月間

 本校では6月、11月、2月を「あいさつ月間」と位置付けて、日頃の挨拶を習慣付ける指導をしています。その中の取組として、毎朝当番の学級の児童が、校門や廊下に立って元気な挨拶をしています。今朝も登校してきた子供たちに「おはようございます!」と元気な挨拶をしている姿が見られました。今朝の全校朝会では、私も挨拶の話をしました。挨拶は相手に心を開き、相手を敬う(認める)という意味があることをまず話しました。そして、昨年度関台小に初めて来た時に、しっかりと帽子を取って挨拶できる子供がたくさんいることに感動し、登下校時に挨拶をするために毎日私が校門に立っていることを話しました。また、挨拶で人生が変わった人がいるくらい、挨拶には不思議な力があることも話しました。最後に、「おはよう」や「こんにちは」の気持ちよい挨拶も大事にしてほしいけれど、「ありがとう」という感謝の挨拶が広がることが私の夢だと話しました。挨拶で嫌な気分になる人はあまりいないはずです。「ありがとう」が学校じゅうに広がるといいな。

    

 

2月3日(金) 3年 警察署見学

 3年生の社会では、「わたしたちのくらしと安全」ということで、生活の安全を守る施設についての学習をします。今月は近くの警察署と消防署の見学を予定しています。今日は大塚警察署の見学をさせていただきました。まずは1階の駐車場で、パトカーと白バイの見学をさせていただきました。「パトカーは大塚署に何台あるのか(2台)」「白バイの乗務ができるのは何人(大塚署では200人中3人)」「現場にはどのくらいで着くのか(5分を目指している)」など子供たちからは次々と質問が出て、ふだんパトカーや白バイの乗務をしている警察官の方に答えていただきました。その後、3階の会議室で警察署の仕事についてのお話を聞きました。「東京都に警察署はいくつあるでしょう」の問いに3年生の答えは「うーん、4つ?10?」102もあると聞いてびっくりしていました。文京区だけでも4つの警察署がありますが、なかなかまだ東京都すべてには頭が回りませんよね。また、110番をするときに現場の場所が分からないとき、信号機や交通標識についている番号を伝えてもよいという話は、私も初めて知りました。最後に道場で護身術や体を鍛える練習をしている話を聞いて帰ってきました。実物を見て、本物の方に話を聞くときの子供たちの目はキラキラしています。今日は初めて知ることがたくさんあったことでしょう。文京区は全国でも犯罪率がとても低い地域だそうです。警察署の方たちの日頃の努力に感謝したいですね。

      

2月2日(木) 1年 凧揚げ  新入生保護者会

 今日は2校時と4校時、校庭から元気な声が聞こえてきました。校庭を見たら、1年生が生活科の学習でつくった凧を揚げていました。風も少しあったので、子供たちがそれぞれに描いた絵の凧が気持ちよさそうになびいていました。1年生もとても楽しそうでした。1月にも凧揚げをしていましたが、そのときはあまり風がなく、子供たちは必死に走って凧揚げをしていました。凧揚げというよりは、凧を引っ張って走っている感じでした。適当な風のある日をきっと待っていたのですね。学校っていいところですね。こういう子供たちを見ているだけでとても幸せな気分になります。1年生も入学してもうすぐ1年。すっかり学校にも慣れて、日々学んだり遊んだりしています。みんなそれぞれに成長しています。午後は来年度の1年生の保護者の方がいらっしゃって、説明会を実施しました。保護者の方が熱心に話を聞いてメモを取られている姿を見て、身が引き締まる思いがしました。来年度の入学式を待ち遠しく思うとともに、今年度もあと2か月子供たちの成長をしっかり見守っていこうと思った1日でした。