令和5年2月2日、5年生が外国語科学習の一環としてTGG(Tokyo Global Gateway)訪問をしてきました。こちらの施設内では、児童は1日を通して英語のみで過ごします。日本にいながら、まるで外国にいるようなミニ留学体験ができる学習内容でした。

 「エージェント(英語話者職員)さんと英語で話して仲良くなろう!」という目標をもって、2学期から訪問に向けて準備をしてきました。子どもたちは授業で配られた資料やピクチャーディクショナリーを手に、期待と緊張の面持ちで学校を出発しました。

 施設に着くと、まずは1日お世話になる英語話者職員(エージェント)と仲良くなる「チームビルディング」の時間がありました。初めは少し緊張している様子の子どもたちでしたが、次第に打ち解け“Hello! My name is ○○!”と元気よく自己紹介をする声が至るところから聞こえてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日一緒に過ごすチームメイトとエージェントと仲良くなったら、いよいよ「アクティブイマージョンエリア」と「アトラクションエリア」への移動です。

「アクティブイマージョンエリア」では、子どもが専門的な知識や技能を身に付けられるような様々な活動を英語で行います。日本の文化の一つである風呂敷包みの仕方を英語で教えてもらったり、映画のディレクターのようにタブレットを使って動画の編集にチャレンジしたりしているグループもありました。

 「アトラクションエリア」では、海外における様々な場面を英語で疑似体験できます。実際の飛行機で用いられるシートに座っての機内サービス体験や、外国にあるようなホテルでのチェックイン体験、ファストフード店での軽食注文体験などをしました。

 

 

 

 

子どもたちは1日の学習を通して、学校の授業だけでは学ぶことができない多くことを学びました。「アトラクションエリアが特に楽しかった。」「英語がもっと話せるようになりたいと思った。」「英語だけで大変だった。」「友たちと大きくなったらカナダへ遊びに行く約束をした。」など、子どもたちが学び、感じたことは様々でしたが、今回の経験が子どもたちの今後の外国語学習に役立つと嬉しいです。