久しぶりに自然園の観察をしようと、職員室を出ると、早速昆虫が撮影を待っていてくれました。コフキコガネ(2.5~3㎝程度)です。羽の部分に細かい毛が生えているため、粉を吹いているように見えることからこの名が付いたそうです。クヌギなどの葉を食べ、灯火に集まる習性があります。街灯などの近くで見付けることができるかもしれませんね。

7月下旬あたりからセミの鳴き声がよく聞こえてくるようになりましたね。今年は窓を開けたまま授業をしていたので、例年より大きく鳴き声が聞こえたのではないでしょうか。本日紹介するのは、アブラゼミ(5~6㎝程度)。セミと言えば、このセミを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「ジリジリ」という鳴き声が、油を煮立たせている時の音に似ていることからこの名がついたのだそうです。日本各地で見られるセミですが、羽が透き通っていないセミは、世界的には珍しいのだそうですよ。